こんにちは!
柿 大好き!! かねたです
以前から、よく質問されてましたが、ここ最近また頻度が増えた気がするので、いっそのこと書き込みます。
よく聞かれること その①
「どうして柔道整復師なのに認知行動療法なんてしてるの?」
答えは簡単。「効果的だから」です
現時点で、最先端の研究が明らかにしたのが、長引く痛みには「運動」と「認知行動療法」が有効ということ
私たちは「お薬」は使えません。
となると、数ある治療法のなかで、
お薬以外の もっとも効果的! もっとも根拠の確かなもの!
を提供するのが、痛み患者の支援にあたるプロフェッショナルとして選ぶ道なのかな。と
それが「運動」と「認知行動療法」
世の中、たくさんの治療法・セラピーがありますが
そのほとんどはプラシーボ効果(心理効果)を超えられていません。
〇〇療法そのものの効果より、
患者さん自身の「〇〇療法なら効く!」という、プラスの信念、心の側面のほうが回復に大きく影響している…
とすれば
高額な治療費を払って「〇〇療法を毎回やってもらう」スタンスはもったいないと思います。
せっかくの大切な時間とお金をかけるならば
「自分で痛みをコントロールできるよう、その方法を学びにいく、トレーニングしにいく」スタンスの方が断っ然おススメ!
まるで水泳教室に通ったり、ダンス教室にダンスを習いに行ったり、ギターを習いにいったり、習字を習いに行ったり、お稽古事に通う感覚。
認知行動療法は「してもらう受け身的なセラピー」ではなく 「自ら取り組む、お稽古事」のようなものです。
一回身につけば、一生涯 活用できる技術ですからね
よく聞かれること その②
「どうして整骨院なのにそんなこと知ってんの?」
これも答えは簡単。「勉強しているからです」
世の中に
たっっっくさんいらっしゃる治療家さん、たっっっくさんある治療法
いったい本当に痛みのことをしっかり勉強され理解されている方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか?
「身体の歪み」「背骨の歪み」「骨盤矯正」
そんな看板や広告を目にするたび 「あ~、医療者でさえ、まだ よく知らないんだな~」と思っちゃいます。
「歳だから。って言われた」「安静にしなきゃだめ。と言われた」「負担をかけると壊れてヒドクなるから。と言われた」
と聞くたびに
「ん~、そういう呪いが、悪化、慢性化につながるのにな~。回復させたいのか、患者をつくりたいのか…」と思ったり。
(呪い=痛みに対する不適切な情報提供 痛みに対する不適切な認知 → 不安恐怖による痛みの増強・不適切な対処 → 悪化・慢性化)
もちろん僕は、全てを知っているわけではありません
それに、医学研究だって日進月歩ですので、今日もっとも優れているものが、何年後かすると覆されている。なんてこともよくあります。
でも
だからこそ
つねに新しい情報を学び続けることが大切ですし
新しい、より効果的なものが出てきたら、これまでに拘らずに、柔軟に学び取り入れる姿勢も大切なんだと思います。
もう一度
現時点で、慢性の痛みに対して、もっとも有効性が明らかなのは「運動」と「認知行動療法」!!
です
私のような (ただの)整骨院(のクセに) でさえ、
(←質問②をしてくる方は、だいたいこの意味合いが多いですね 笑 医者でもないのに! って)
ちゃんとした人から、ちゃんと勉強すれば、ちゃんとした情報が入ってくるわけです。
(ちゃんとばっかりですね 笑
そう言えば、以前両国研修のとき一人でチャンコ屋さん入って、店員さんのおススメの通り注文したら、3~4人前のチャンコがきて、一人で黙々フードファイトする羽目になったということもありましたね。
ちゃんと。から チャンコ。 の話を思い出しちゃいました。 余談ですね)
大切なのは
「相談する人、学ぶ人を間違えちゃいけない!」ってこと
できれば、痛み研究のトップの方、痛み診療のトップの方に教えを請うのが間違いない!!です
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