子育て奮闘日記

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2020.05.19更新

ども

かねた父の方です

 

6月1日からの学校再開に向けて、不安や心配な親御さんたちもいらっしゃることでしょう。

で、

私自身はそんなに心配もしていなかったのですが(全体像を見ていた感じで)

師匠から「ちゃんと論文読んでるのか?」「大事なのは、感覚じゃなくて、事実(ファクト)の提示だ!」と言われまして

 

さらっと読んだ情報の一部ですが、ただズラーと書き出していきます。

 

『子どもの感染と学校再開』をテーマにした部分だけ斜め読みでね(*'▽')

 

何か不安を解消するご参考になりましたらm(__)m

 

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①イタリア小児科学雑誌 4.29公開

「2143例の小児人口ベースでは、90%以上が無症状もしくは軽症 重症および重篤な割合は、1-5歳で7.3% 6-10歳で4.2% 11-15歳で4.1% 15歳以上で3.0%。 これまでの最大のケースシリーズは中国での72,314件だが、10歳未満の感染は1%未満。子どもが大人よりもコロナウィルスの影響を受けにくい理由は不明。」

 

解説:もちろん子供でも感染しますが、重症化する割合は成人と比べるとだいぶ低いです。&死に至るケースもごくごく稀です。  

 

②コロナウィルスの家庭内感染の特徴

「家族内感染は16.3%で認められましたが、成人17.1%に比べ、小児は4%と少なかった」

「初発患者が症状出現時から隔離されていた場合(マスクを着用する・食事を一緒にとらない・別室で過ごす)、2次感染者は0%。マスクおよび身体的距離は有効」

 

解説:子供の感染の多くは家族内感染によるものだったりします。にしても、成人に比べて、子どもに感染する割合は低いです。 マスク・身体距離をとっていれば、家族内で感染者が出ても二次感染のリスクは抑えられています。

  

③COVID-19を含むコロナウイルスのアウトブレイク時に、学校閉鎖が有効か

「SARSやMERSでの有効性は十分に検証されておらず、COVID-19のモデリング研究で死亡者の減少効果は2~3%で、他のsocial distancingに比べて有効率は高くない」 「保護者の職務継続が困難になる」 「小児のCOVID-19では軽症者や無症候者が多く感染源となるリスクが低い可能性もあり、インフルエンザとは異なる」

 

解説:学校閉鎖をしても社会全体の死亡者数にはあまり変化がなく、他の社会的距離(身体的距離をとる、3密を避ける等)と比べても、有効性は高くない。 それよりも保護者が働きに出られなくなっちゃう。 インフルエンザとは様相が違って、子どもは感染しても軽症や無症状が多く、他の人に感染させる力が低い。

(ちなみにロックダウンも、ロックダウンした地域と、していない地域を比べても、感染者数の増加率や死亡者率など変わりはない。という研究報告が複数件でています)

 

④COVID-19流行:小児における疾患特性

「主に密接な家族の接触が原因であり、クロス感染の影響を受けやすい可能性があります。既存の疫学的データによると、COVID-19の小児の56%(34/61)は、家族の集まりを通じて伝染の明確な証拠を示した」

要するに小児の感染は、主に家庭内感染。つまり両親などの大人が外から持ち込んで感染させられている(他所の子どもから感染したものではない)

「10歳未満、10-20歳未満とも、感染割合は1%未満」

 

解説:子供の感染の多くは家族との接触が原因。 子どもが成人に比べて、感染のリスクにさらされるのは、感染予防の対処法の意味を知らず、具体的な予防行動も徹底できないていないことも要因(海外ケース)。

(個人解釈:ちなみに海外での状況ですので、手洗いもせず、マスクもしないで、土足のまま家に入り、ハグしたり、チュってするわけですから、そりゃ感染するでしょ。って話  外から帰ったら、食事の前には、手洗い、うがい。 そして外出や学校に行くときにマスクをする。というのが習慣化している日本ってすごいな~って話)

 

⑤COVID-19流行時の手指衛生、マスク着用行動、その関連要因:中国武漢の小学生の横断的研究

解説:子供が学校で手洗い・マスクを徹底するかどうかは、その子の生活環境や政治的な広告戦略にも影響を受けている。

(個人的解釈:まあ、日本では当たり前になってますが「マスク、手洗い」しましょうね)

 

⑥台湾におけるCOVID-19伝送ダイナミクスの接触追跡評価と、症状発症前後の異なる暴露期間におけるリスク

要するに、発症後どのくらいで感染力がなくなるの?って感じの論文

 

「2761人の濃厚接触者のうち、二次感染したのは22人(0.7%)」

「軽症患者よりも、重症患者に接触した人の方が、感染するリスクが高い」

「無症状の患者に接触した91人のうち、二次感染をおこした人はいなかった」

「二次感染した22人のうち、10人は患者に症状が出る前に接触、 9人は症状が出た日から3日以内、 3人は4日目あるいは5日目。 6日目以降の接触者で二次感染はなかった」

「二次感染率は、全体で0.7%。 家族間接触で4.6% 医療機関で5.3%」

 

解説:感染者と濃厚接触した方で、二次感染したのは22人だけ(0・7%) 濃厚接触による、二次感染するリスクは「無症状の感染者との接触 < 軽症の感染者との接触 < 重症の感染者との接触」の順となります。 そして、発症してから6日目以降には、ウィルスは体内にはまだいますので検査では陽性となりますが、不活性化しちゃっていて他の人に感染させる攻撃力はすでにありません。

 

⑦COVID-2019の入院患者のウイルス学的評価

「発症から8日目以降で、ウィルスの分離培養ができず(感染力を失っている)」

 

解説:⑥と同じように、発症から8日目以降では、ウィルスは体内にまだ残ってますが、感染する力はすでになくなっています。

  

 

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ですって.

 

ここからは金田の解釈。

 

・そもそも子どもは感染しにくい。

・子ども同士の感染はそれほど怖れなくてもイイ

(子供は無症状がほとんど。症状のない感染者が二次感染を起こす攻撃力は、遥かに低い。…だって無症状=咳やくしゃみしないから、外に飛ばすことはほぼないですからね。)

・もちろんマスクと手洗いは必須

(できれば身体的距離もできたらいいなくらい。 手洗い、マスク着用、換気をしっかり行ったうえで、触れ合いまくったり濃厚に接触さえしなければ、常時1.5m確保できなくても。 でも大人が子供に感染させることを考えると、親や先生たちとの接触機会をコントロールしたほうがよさそうな感じ)

・発症前から発症後約1週間程度の感染力。なので、感染したとしてもそんなに2週間も3週間も隔離して、PCRが2回連続で陰性…なんてしなくでもいいんじゃね?

・それと合わせて、子どもの抑うつ症状や不安症状の増加など、の報告も出ています。ので、金田的には学校閉鎖の弊害は、そっちの方が心配。

 

 

本日、久しぶりに息子君の小学校の登校日でした。

時間はごく短いものでしたが、帰ってきた息子の「めっちゃ楽しかったー!!!」という一言(*'▽')!!!

 

学校の存在って大きいと思います。本当にありがたい。

  

テレビやネットでは、いろんな偏った情報・都合のよいデータ数字、ばかりが流されているので、

さも、それが事実と思い込んでしまいがち。

その情報だけを身につけて、

「学校は危険!」とか「子どもたちが外に出ている!何たること!」とか「学校は何してるんだ!もっとやり方変えたらできるでしょ!考えてすぐに取り組めばいいじゃん!」

みたいな投稿を見ることもありますが…

 

・学校の先生たちは、現場で色々と対策を練ってご尽力されています。 油断はしてはいけませんが、あまり不安になりすぎずに、信用信頼してお任せをする。そのくらいのスタンスが大切なのかもしれません。 

 

 

という個人的な解釈・感想でした。(←個人的な体験談や専門家の意見は、最もエビデンスレベルの低いものです(笑))

 

だんだんと、敵の正体が見え始めてきた感じがします。

 

「恐怖は常に無知から生じる」 「彼を知り、己を知りて闘わば…」 なわけですから、 まずは、ちゃんと敵(コロナ)を知る! ことが大切ですね(*'▽')
 
  

投稿者: かねたバランス整骨院

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