とにかく一生懸命 舟をこいでも
港にたどり着くかどうかは分かりません。
たとえ偶然たどり着いたとしても、その港が「本当に目指していた港」だったのでしょうか?
僕がボディケアの傍らで、メンタルトレーナーの仕事もしているのは
「なんか3年間一生懸命頑張ったけど… 望ましい結果は出なかったけど、とにかく頑張って努力した経験がよかったね。将来につながるよ」
みたいな時間を過ごしてほしくないから。 かつての学生時代の僕がそうであったように。
(もちろん、慢性の痛み症状にも有効だから! っていう理由もありますよ)
認知行動療法やACTをはじめとする、メンタルトレーニング学び始めてから
「学生時代にこれを知っていたら、もっと突き抜けた結果を出せたんだろうな~」と思っちゃいます。
まずは「目指したい港」が見えてますか?
これがハッキリと見えていないと、その日その時の状況に合わせて、一生懸命舟をこぐだけ、で終わっちゃいます。
そして
そこに向かうモチベーションは2種類だけ
「絶対あそこにたどり着きたいから!」
「あそこに行くと、こんなにステキな体験が待っているから!」
という“獲得モード”か
「もう2度とあんな悔しい思いはしたくない!」
「あんな風には絶対になりたくない!」
という“回避モード”か
いずれ、子どもでも大人でも、健康な人でも病気の人でも
“獲得したいもの”が見えていて、“回避したい強い理由”があって、 だから“あそこの港にたどり着きたいんだ!!!”っていうのが
ハッキリと自覚できるほど
日々の練習、勉強、生活スタイルそのものが、実を結ぶようになってきます。
ぼくはただ
他の人よりちょっとだけ
そのサポートの引き出しが多いだけ
そのサポートの重要性を知っているだけ
それを実践しているだけ
部活で迷った子供たち~
ノートを1冊もって、1時間だけ時間作っておいで~