かねたバランス接骨院ブログ

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2019.12.24更新

八木亜希子さんの線維筋痛症のニュースについて思うコト

 

皆様こんにちは!

かねたバランス接骨院 かねたです。

 

線維筋痛症のニュース

今回も「原因不明」と説明されていましたが、皆様はこれを聞いてどのような印象をもたれたでしょうか?

どうすることも出来ない難病? 打つ手立ても全くない!? 

 

そんな風に受け止めた方もたくさんいらっしゃるかと思います。

  

でもこれ 原因が「まったく分かっていない」というより

"複数の要因が重なって起きる"症状なので「“これが原因です”と、原因をひとつに特定できない!」という意味合いの方がより正確だったりします。

  

逆に言えば

画像検査でも、血液検査でも

すぐにでも処置をしなければいけない重篤なもの、これといった痛み信号を発信するような損傷や異常はありませんよ~

という意味。

 

だから、本来ならばそんなに不安になったり心配になることはありません。

 

じゃあ、どうしてそんなに激しい痛みを感じるの!?ってなると

 

「痛みを処理する(痛み信号を感知する )脳の働きが 正常に働いていないから」ってなります。

 

そして、それを引き起こす要因って言うのが

睡眠不足だったり、過労だったり、将来に対する不安だったり、

症状に対する恐怖心だったり、不適切な健康情報を信じ込んでしまったこじれだったり、

対人関係のもつれだったり、ガマンしすぎていることがあったり、学校や仕事上のモヤモヤだったり…

 

いわゆる「心理・社会的要因」っていうのが大きな影響を与えています。 

 

それらの要因が、たっっっくさんのことが絡み合って、脳の鎮痛の働きに影響を及ぼします。ので、原因はひとつに特定できません。 

 

ひとつに特定できませんので、

当然治療方法も「“これ”ひとつだけやっておけば大丈夫!」という特効薬的なものがないのも当たり前です。

 

 

ですので、こういう場合は "有効性が確認されている、いくつか複数の治療方法を並行して行う" ほうが効果的。なわけです

 

 

もう一度言います。

「原因不明」と聞くと、慌てたり、不安になったり、怖くなってしまいますが、落ち着いてください。

 

原因がよく分からない。は、精密な検査でも「身体的には」重篤な病変・痛み信号を強く発するような損傷は見つからない。

という意味ですので、安心してください。

   

仮に「あっても(検査で引っかからないような)些細なもの」だったり、 

触れたり・さする程度の本来なら痛み信号として認知しないはずの刺激だったり。

 

これを、脳が痛みとして処理してしまう状態ですので、

ヤギさんには 身体の異常に注意注目しないで、「心理社会的要因」や「脳のリハビリ(鎮痛機能の回復)」にもいち早くアプローチしていただけたら嬉しいな~と思うわけです。

(だって学生時代、朝のあの笑顔にどれだけ元気づけられていたか!w  早朝の英語番組やっていた早見優さんと、めざましテレビの八木さんはお陽様のようでしたw) 

 

 

 

間違っても

「骨盤が!」とか「添加物が!」みたいに

誤った情報に振り回されないように<m(__)m>

  

誤った情報は、不適切な信念をつくりだします。

不適切な信念で疾病や治療と向き合っては、身体も見当違いの反応をしちゃいますので。 これについて詳しくは後程どこかで・・・

投稿者: かねたバランス接骨院


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