かねたバランス接骨院ブログ

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2020.06.02更新

皆様こんにちは!

かねたバランス接骨院 金田です

 

コロナの情報です。

 

いま、ワイドショーでは「PCRを全ての人に!」とか

医療ジャーナリストやコメンテーターが、声高らかに訴えております。

 

でも

「それって本当に必要?」

「それをすることによる、メリットとデメリットは?」

「それを裏付ける、根拠はなに?」

 

一旦落ち着いて、

そういうことを吟味してみることが大切です。

 

これをリテラシー(情報を読み解き、活用するチカラ)といいます。

 

どうしてリテラシー。

とくに医療健康情報を読み解き、活用するチカラ(ヘルスリテラシー)が大切かと言いますと。

 

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『ヘルスリテラシーが低いほど、死亡率が上昇』
52歳以上の7,857名を対象、5年間の追跡調査によるコホート研究(BMJ,2012)

 

『ヘルスリテラシーの低さは、健康状態の悪化と死亡率の上昇に関連している』

ヘルスリテラシーと健康状態に関する体系的レビュー(Ann Int Med,2011)

 

『ヘルスリテラシーが低いと、医療の質の低下、健康状態の悪化、救急搬送率・入院率・長期入院率が上昇し、医療費が高騰する』(Lancet,2009)

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要するに、

「ヘルスリテラシーが低いほど、不健康で病気がちになっちゃうし、寿命が縮まっちゃいますよ」

ってこと。

 

ちなみに

私のお仕事…整骨院ではありますが、

「何のために整骨院をやってるの?」と問われたら

 

「より大勢の方に、健康的な人生を全うしてもらうため!!!!!」 と答えます。 

 

ですので

整骨院で行う、徒手療法や身体的アプローチなどは

あくまでも、その目的を果たすためのひとつの手段にすぎません。

 

「より大勢の方に、健康的な人生を!」

これを果たすために、もっともっと重要な要素のひとつとして

 

“ヘルスリテラシーを高めてもらう”

 

という、目標・手段があるのです。

 

 

とくに腰痛に関わらず、肩こりでも関節痛でも神経痛でも、アトピーでも不眠でも、

いわゆる「慢性的な症状」は

身体的な要因よりも、

心理社会的な要因の方がはるかに大きな影響を与えていることが、

世界中の数多くの最新研究で明らかになってきているわけですから。

 

僕だけ勉強して、僕だけ知っている、僕だけ活用する術を身につけている… では意味がありません、

たくさんの方に、この事実(ファクト)をお届けして、いち早く身につけてもらうことが、重要だと考えております。

 

(と同時に、 提案・提供するまでが「私が背負うべき課題」であり、 受け容れるか・拒否するか・どちらを選びどのように活用するかは「受け手の課題」 と心得ながら対応しております)

 

で、

本題です。

 

「PCRを全ての人に!」という、ワイドショーでの情報について

 

「それって本当に必要なの?」

「必要だとする科学的根拠は?」

「すべての人に行った時の、メリット・デメリットは?」

(メリットが少なく、デメリットの方が大きいのでは医療 “戦略” としては成り立ちませんからね)

 

といった視点で、

現時点で明らかになっている、最新の研究情報を見てみましょう。

 

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【5月13日付 米内科学会誌(電子版)に掲載】 

米ジョブズ・ホプキンズ大学チーム

 

欧米や韓国などで行われてた7研究(患者数1330人分)のPCR検査のデータをもとに、

発症する前後で、感染者を陽性と判定できるかどうかを分析。

 

結果、

発症4日前に陽性と判定されたのは0% 発症の前日でも33% 発症した日で62%(3分の1は陽性と判定されていなかった)

的中率がもっとも高くなったのは、発症後3日目の80%で、それ以降の陽性的中率は低下。

 

理由は、ウィルスの量の変化や検体の詐取方法などの課題が考えられる。

 

新型コロナは発症前(発症2日前から)でも感染力が強いため、症状のない人も広く検査すべきとの声もあるが、

チームは

「PCR検査だけでは、感染者を特定するのは非効率」

「PCR検査だけに頼らず、医師の判断や濃厚接触の有無、などを総合的に検討することが重要」 

としている

 

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【6月1日 毎日新聞配信】 

発症前にPCR検査を受けても感染者の特定が難しいことが明らかになった。

感染対策を目的に、「症状がなくてもPCR検査をすべきだ」との声が、医療機関などから上がり、検査を広げようとする動きがある。

だが、発症前に感染者が「陽性」と判定される割合は少なく、「陰性」でも感染者が紛れ込む可能性も大きく、感染していないことの証明にならない。

専門家は「検査をするなら、せめて精度が高まる発症者に行うべきだ」と指摘する。

 

PCR検査では、ウイルスの一部の遺伝子を増幅する技術を使い、検査を受けた人がウイルスに感染しているかどうかを調べる。

新型コロナは「発症の少なくとも2日前から感染性がある」とする研究報告があり、

厚生労働省は「無症状者でも、医師が必要と認めれば検査に公的医療保険の適用を認める」見解を出した。

だが、PCR検査を巡っては、以前から精度を問題視する意見が多かった。

検査では、鼻の奥に綿棒を入れて採取した粘液を処理して機器にかけるのが一般的だが、正しく粘液を採取できないと誤った結果を導きかねない。PCR検査で感染者が「陽性」と正しく判定される割合(感度)も、よくても7割程度とされている。

また、検査実施に当たっては「感染した可能性の高い、症状のある人を対象に行うべきだ」と主張する専門家も少なくない。

29日の政府専門家会議後に記者会見したメンバーの押谷仁・東北大教授は「(PCR検査によって)症状のない人でどのくらいの感度で(感染が)見つかるかは分かっていない」と述べ、

無症状者に検査対象が広がることに慎重な姿勢を見せた。

 

 

1回当たりの検査費は1万3500~1万8000円。

感染症に詳しい大阪大病院の森井大一医師は「発症前にPCR検査をしても、患者を効率よく見つけられない可能性が高い。 無駄に終わるかもしれない検査が、税金や保険料で賄われることは問題だ」と指摘する。

 

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【新型コロナウィルスの抗体検査について】

東京大学先端科学技術研究センター 5月31日発表

 

同チームと福島県「ひらた中央病院」の協力で実施。

同病院に勤務する、医療介護従事者680人を対象に、簡易検査キットで(イムノクロマト法)で検査

結果、680人のうち58人が「陽性」と判定。

このうち約9割の52人が、大型機器による精密検査では「陰性」と判定。

簡易キットで陰性だった人は、精密検査でも陰性。 

 

 

 

先端研の児玉龍彦名誉教授は

「感染した可能性のある人を迅速に把握するには役立つが、診断には精密検査の他、PCR検査や症状を含めた総合的な判断が必要」と指摘。 

キットは疫学調査で使うには精密さに問題がある。

 

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科学は、ファクト(事実)だけを提供します。

 

それを

どのように解釈するか? どのように受け止めるのか?

は、受け手の課題です。

 

 

みなさんは、この情報をご覧になって、どう思いましたか???

 

 

 

何を思い、どんな気分を感じましたか?

 

 

「そうは言うけど~、でも不安だから…」って、不安がわき起こる方は、普段の情報の受け取り方も不安傾向に。

 

 

最後までじっくり読まずに、チョロッとだけ読んで「知ってる知ってる!そんなの知ってる!」となった方は、普段からそのような傾向に。

  

 

「そんなあなたは何様なの!」とイライラ、怒りを覚えた方は、普段から怒りの感情に捉われやすく。

  

 

ひとつの情報を

どのように受け止めているのか? 

人の話を聞いている時、テレビの情報を見ている時、何かしら作業をしている時、行動をしている時

その時に「わき起こる考え」や「感情(気分)」は

知らないうちに身についているクセかもしれませんよ(=゚ω゚)ノ

 

 

ということで

 

・リテラシーを高めましょう!

・より正確な情報を入手して、広い視点で見直してみましょう

・情報と向き合っている時の「私のクセ」にも観察し気づいちゃいましょう

 

これが、

情報に振り回されないで、不健康の悪循環からスムースに抜け出す

ひとつの技術だったりします。

 

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腰痛をはじめとする長引く症状から

本気で抜け出したい!

そんな時には、かねたバランス接骨院までお問い合わせをm(__)m

投稿者: かねたバランス接骨院


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