世界の痛み研究で分かってきたこと。
いっぱいあるけれど
結局たどりつくところは 「どんな痛みでも脳で感じている」 ということ。
たとえば
どんなに効果的な治療を施しても
脳が痛みを鎮める方向に動かなければ「痛いまま」だし
どんなに意味のない治療でも
脳が痛みを鎮める方向に動くと その痛みは「治って」しまう
その脳の働きに
大きな大きな影響を与えているのが
「考え方(認知)」と「行動」
私たちの脳が
鎮痛かつ健康的な方に向かう「考え方と行動」って?
逆に
どんな「考え方と行動」をとり続けると
痛みが激しく長引く 不健康な脳になってしまうの?
そして
毎日をどんな風に過ごせば
どんなトレーニング(練習)を積み重ねるといいの?
世の中に星の数ほどある治療法を
自分なりに考え、一つずつ試していく…
悪くはないけど
不思議と生きている時間って限られている。
今、すでに
痛みで苦しんでいるなら
これまで続けてきた自分流が ちょっと役に立っていない証かも
せっかく最先端の科学が解き明かしてくれたのだから
今すぐに身に付けて 残りの人生に活用させていただきましょう
「なりたい自分になるための習慣、日々行えていますか?」
↓
6月12日(日)から、マインドフルネスを活用した、慢性の痛み改善セミナーをはじめます。
詳細は
来週から、このブログや、公式LINE、院内チラシ、などで
少しづつ告知をしますので、興味のある方はお見逃しなく!
『脳から導く根本解決~マインドフルネスによる慢性痛アプローチ』(全5回)
アメリカ・イギリス・インドでは子供たちのメンタルヘルスの改善を目的に授業に取り入れている学校もある
Cultivating Awareness and Resilience in Educationという教師がマインドフルネスを学ぶプログラムも。
8週間のマインドフルネス瞑想トレーニングにて、脳の機能や構造自体に良好な変化が見られた。
2010年までのマインドフルネスによる慢性疼痛への効果研究にて、16件中10件にて大幅な疼痛軽減が見られた。
また痛みの軽減だけでなく、マインドフルネスにより不安の軽減、集中力の向上が見られる。
177名の線維筋痛症患者(女性)に対して、マインドフルネスをベースにした介入で、生活の質が健康的に改善、
痛み、不安、うつ症状の側面にも改善効果が見られた。