こんにちは(*´▽`*)わっ!
今回は、お子様ご自身というより
お子様のモチベーションを高める立場にある人、もしくは「痛み患者さまを対応されている方々」に何かしら参考になるかも。
(もちろん痛み患者さまにも何かしら気づきになるかも!)
ちょっと考えてみてください(´ー`)
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もし皆さんが、受験を控えていて学生だったり、大会を控えているスポーツ選手だったら…
「絶対、〇〇高校に合格するぞー!」「5教科合計〇〇〇点とるぞー!」と頑張っているとき
「絶対、優勝するぞ!」「今回は、あの相手には勝ちたい!」と意気込んでいる時
「なんで〇〇〇点を目指すの?6割の点数じゃダメなの?」「なかなか〇〇〇点は無理だからね~」とか
「優勝は無理だから、2位でいいでしょ」「勝つのは難しいからね~」なんて言われたら
どんな気分になりますか?そして、その後どのような行動をとるでしょう?
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以前、国で「事業仕分け」が進められていた時
世界一のスーパーコンピューター開発を目指す科学研究者たちに対して「どうして世界1位を目指すんですか?2位じゃダメなんですか?」と問いかけている場面がありました。
真意は「1位がとれなくても、国や企業にとって利用しやすくて役に立つならそれでいのでは?」ということらしいですが、
「2位じゃダメなんですか!?」と言われ、それを見聞きしていた科学者たちはどのような思いで見ていたでしょう。
じつはこれ、同じようなことが「慢性の痛み医療」では起きているようです。
とくに、ここ半年くらいの間で、研修会に参加したり、痛み患者さんからの相談をしていて思います。
確かに、最先端の科学研究に基づいて作成された「慢性疼痛診療ガイドブック」などには、「痛みは0にはならない(かもしれない)」と書かれています。
そして、ドクターショッピングを繰り返して、私のところに相談に来てくれた患者さまの、大勢(ほとんどの方)が「お医者さんに、痛みは0にならないって言われた」と怒りをぶつけてきます。
患者さんは「この痛みをなんとか0にできないか!」と一生懸命がんばっている
それに対して、慢性の痛みのことを知っている医療者は、いや学ばれている医療者ほど「0にはならないよ、ほんのちょっとでもいいじゃん」みたいなことを簡単に言っちゃう…
・患者さんは、怒りを感じて(せっかく痛みを学んでいる先生なのに)通院しなくなるし
・かといって「治せますよ!」と簡単に断言しちゃうのは、痛みのことをよく知らない勉強不足の先生ですが、そういう先生の方に行っちゃうし(だから、結局根本的な回復には至らない)
・せっかく痛み医療界ではとっても優れた先生なのに「あの先生は嫌い!だめ!」とレッテル貼りされちゃうし
なんか、やり方をちょっと変えるだけで、お互い上手くいくのに…と悲しくなっちゃいます。
きっと、その真意までお伝えする「対話をする時間」もないのでしょうね…
「痛みは0にならないかもしれない」っていうのはね…
の真意については次回(*´з`)!
対話の時間がとれない。 イライラしちゃってじっくり話を聞いてられない。 こちらの方が経験も知識も豊富な先生・親・上司だから。
って「やる気を萎えさせたり」「前に進むチカラを挫けさせる」言動を、さらりというのは気をつけたいものです(=゚ω゚)ノおいらも気を付けるだ~