子供が訴えるひざの痛みのほとんどは
「オーバーユース(使い過ぎ・負荷の掛けすぎ)」と「心理的な要因(緊張・プレッシャー・痛みに対する間違った信念など)」が原因です(`・ω・´)ゞキリッ!!!
とくに3か月以上長引く痛み。いわゆる慢性化した場合には、
たとえ骨や関節に異常があったとしても、それが痛みに与える影響は、もはやほとんどありません(`・ω・´)ゞキリッ!パート2(笑)
「脳を含めた、痛みに関わる神経に歪みが生じること」これこそが本当にアプローチするポイントです!
いや、大人だってそうかもしれません。
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「参考資料1」
『膝半月板損傷は一般的な加齢変化で膝症状とは関連しない』https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18784100/
50歳から90歳の歩行可能な方991人対象
・50ー59歳女性で、19%の割合で半月板裂傷または半月板損傷あり
・70ー90歳男性で、56%の割合で半月板裂傷または半月板損傷あり
・このうち61%の方々は痛みもこわばりも訴えなし
・変形性関節症で痛みやこわばりを訴える方の63%に半月板裂傷あり
・変形性関節症で痛みもこわばりもない方々の60%に半月板裂傷あり
結)半月板の裂傷や損傷は、加齢にともなう一般的な変化であり、膝の症状とは関連せず
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とにかく長引く症状っていうのは、
身体のどこかに異常がある「急性痛」が長引いているわけではありません!
慢性の痛みは、それとはまた別の仕組みで症状が長引いているのです!
だから、もしスポーツを頑張っているお子様が「膝がいたい!」と訴えてきたら!
そして、その症状が3か月以上長引くようになってきたら!
『痛みに詳しい専門家に、適切なアドバイスをもらう』ようにしましょう(`・ω・´)ゞキリッ!パート3(笑)
決して
「骨や関節の形に異常があるから!」という医学根拠の乏しい説明には耳を傾けないようにm(__)m
どうしてって?
それはね、お父さんお母さんが、これを信じて子供に伝えるほど、
お子様の膝のいたみは治りにくくなるからです!
次回は【子供が「ひざが痛い!」と言ってきた時に、どう対応するのがいいか?】について
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スポーツを頑張るこどもの痛み、子どものスポーツ障害は、ちゃんと『痛みを勉強した専門家』に相談しましょう♪
ちょっとイヤイヤな表情の子供たち(笑)5~6年前の長女と長男です(=゚ω゚)ノ
【金田良浩】
柔道整復師/日本いたみ財団認定いたみマネジャー/リコレクト認定スポーツメンタルアドバイザー/平成30~令和3年福島県立医科大学疼痛医学講座主催・厚生労働省慢性の痛み診療研修会修了/子供たち認定お父さん